ご質問をいただくので、今日は私がなぜシヴァナンダヨガを選んだのか、ということについて触れておきたいと思います。
偶然です。 笑
でも、この世で起こる偶然は、全てが必然です。
別にシヴァナンダヨガじゃなくても良かったわけですが、TTCの意味すらよくわからず、とにかく毎日受けるために学ぶという感じでした。
私がヨガを始めたのは、職場で「ヨガがいいよ」と言われてフィットネスクラブに通い始めたことがきっかけ。
それからも、上司にヨガの指導者を受けるのが合っていると勧められたことがあり、その時は全く向いてないし興味もなかったし、全然勧められている意味がわかりませんでした。
そしてTTCを受けるきっかけになったのは、サーフィンをしていて、かなり大きな波にも乗るので、刺々しい岩に叩きつけられることも多く、また、1本の波には一人しか乗れませんが、よく前乗りと言って乗った波の邪魔をされることも多くて、チューブのリップ(波の一番上)からサーファーが降ってきそうで、板が飛んできて頭に直撃したことがあり、それから食事を食べることも辛いほどに頭蓋骨がわずかにずれて噛み合わせが変わってしまったことがあります。
確か、帰ってきてから念のため、高圧酸素療法を1週間、病院で受けました。
それから数ヶ月後に、右側の背中がひどく腫れて右腕も上がらなくなりました。
そして、背中の痛みが酷すぎて、どうしたら良いのかわからず、ずっとこの痛みで悩み続けていました。
エステや鍼灸、カイロプラクティック、整体、整骨院などにも通ってみました。
それでも全ては、その時は気持ちよくて楽になるという一時的なものでしかありませんでした。
ヨガを毎日やればよくなるかもしれない!という単純な考えで、インドのリシケシに9日間行き、ニケタンのアシュラムに行きました。
9日間じゃ変わらないですよね。。。笑
でもそこで、「TTC受けたらいいのに」と言われて、そのTTCの意味がわからなくて、「シヴァナンダヨガとかやってるよ」と聞き、たまたま行きの電車の中で、これからシヴァナンダヨガのTTCを受けに行くという日本人とドイツ人の女性と、ハリドワールで満月のお祭りに行きました。
そして、リシケシのカフェにいる時に、たまたま隣の席に座った日本人4人組が、「やっぱりシヴァナンダヨガが一番落ち着くよね~」と話していたので、声をかけてTTCについて聞いてみました。
全然わからないけど、とにかく受けてみようと思ったのです。
日本で講師養成プログラムを探しても、今みたいにたくさんある時代ではなく、検索しても2つ3つくらいしか出てきませんでした。
そして、70万くらいかかるので、それならやはりインドまで行くエアチケットも含めて考えても、断然シヴァナンダヨガのTTCを受けた方がお安いため、南インドのケララに翌年行き、TTCを受けました。
その時は、ヴェーダンタについては全く理解していませんでした。
アサナをこなすことだけが目的でした。
スワミジを讃えるのも、なんだか新興宗教みたいで受け入れがたいものでした。
帰ってから、シヴァナンダヨガセンターにも行きましたが、なんだか雰囲気が地味で暗くて、やはり新興宗教みたいでした。(シヴァナンダヨガの皆様すみません)
でもこの身体があったからこそ、そしてこの身体の痛みがあったからこそ、ヨーガに近づくことができたわけです。
明日に続きます。