自分自身がパワースポットになるには、プラナヤマ(呼吸法)が効果的だと昨日書きました。
それを行なっているとチャクラが整ってくるので、見えない世界のことが見えてくるようになります。←全然怪しい話ではありませんが、信じられない方はここまでになります。
人の気の動きとか、チャクラの様子とか、感情、喜びや快楽もそうですが、悩んでいること、苦しいこと、悲しんでいる様子なども感じ取ることができるようになります。
そうすると、相手の気持ちを手に取るように理解し、その辛さを受け止めることができるようになる、つまり共感することができるようになります。
誰でもそうなるかというと、そうでない人もいるかもしれませんが、微細なものにとても敏感になるので、周りの空気が動く感じとか、遠くで揺れ動く感情などが伝わってくるようになります。
場所や神社仏閣でなくても、人がパワースポットになれるということは、結局のところ人の抱えているネガティブな感情を受け止めて、それを昇華させてあげることができる人ということなのです。
そして究極の真実とは、全てはたった一つでしかないこと。快楽も苦しみも同じものであることを理解し、全てを平等に見ることができるとパワースポットのような人になれます。
人を良い悪いで判断したり、評価を下さない人。
結局、人の評価や判断は、評価している人その人自身が自分を相手に見ているだけなので、自分を認められる人は周りも認めることができるし、自分を認められず自己愛を持てずにもがいている人は、相手を認められず過小評価したり無視や拒否したりして、文句を言ったりひどい態度をとったりします。
自分の経験していない部分を相手が持っていても見えないので、評価しようがありません。
それによって人は振り回されたり苦しんだりしているのですが、周りの評価を自分だと思い込まされてしまうだけのことなのですね。
パワースポットのような人になると、相手が持っている見えない部分を、大きな想像力で寛容に受け止めることができるので、実際は目の前にいる人そのものが、とても素晴らしい完璧な人だということを知っている人です。
そして人を傷つけてしまう人そのものが、とても苦しんでいて助けを求めているメッセージであることを知っているので、愛と慈しみの気持ちでその態度や行動を見守ることができるのです。
そう考えられるようになるには、サムサーラ(輪廻転生)という何度も生まれ変わる中で、自分のしてきた行いの結果が自分に返ってくるカルマの法則によって気づきを得ることが必要だと思いますが、もし辛い時や苦しい時には、全てを同じように見ることができる人のところに行くと、抱えているものに共感し、その理由を知ることができ、その悩みを自分自身で解決する糸口を見つけることができるようになりますよ。
そして、自分自身も全てを平等に同じように見るような生き方を求めるようになれるのです。
そして、何処かに行ったり楽しいことを求めたりしなくても、いつでも自分の中に幸せが溢れている至福の状態で居られるようになります。
ヨーガの生き方、ゴールで在るモクシャを得た状態のムムクシュになります。