保健室オンラインからのお知らせ
厚生労働省によるコロナ感染予防対策におけるマスク着用についてのご案内です。
屋外での会話では、2メートル以上の距離が確保できる場合にはマスク着用の必要はありません。距離が確保できない場合にはマスク着用が推奨されます。また、会話をほとんど行わない場合にはマスクの必要はありません。
屋内においても、会話をほとんどしない場合にはマスクの必要はありません。
就学児についても、同様の考え方です。
未就学前児についても、マスク着用を一律に求めてはいません。2歳未満については、マスク着用は推奨しません。


コロナウイルスオミクロン株の潜伏期間はおよそ6日程度であり、ウィルスの生存期間においては3日程度とされています。
濃厚接触者の隔離期間は、各都道府県のホームページに掲載されていますが、接触日を0日目とし、8日目に解除となっています。
外部との接触がなく、同じコミュニティの中での生活場面においては、感染のリスクは少ないと考えられます。
同居者とのコミュニケーションにおいては、外部との接触がなければマスク着用の必要はありません。
しかし、どのような感染症でも基本的な予防対策が大切になります。
外出前後のうがい手洗い、食事前後の手洗い、口元に触れたときの手洗い、食事中や近距離での会話は最小限にとどめることや、こまめな換気など、引き続き気をつけて行きましょう。
正しい知識を持って、適切な対応を行うことで、自分自身の身を守ることと周りの人を守ることにつながっていきます。
医療福祉や教育や調理現場などで、忙しいからといって口元や口の中に手を入れた後に共有物に触れる人も見受けられます。手洗いする時間がない場合には携帯の消毒液を持ち歩き、鼻や口に触れたときには手を消毒する習慣を身に付けていきましょう。
参考文献
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/10942-covid19-70.html
SARS-CoV-2 B.1.1.529系統(オミクロン株)感染による新型コロナウイルス感染症の積極的疫学調査(第3報):新型コロナウイルス無症状病原体保有者におけるウイルス排出期間 令和4年1月27日 国立感染症研究所国立国際医療研究センター 国際感染症センター
https://www.pref.chiba.lg.jp/shippei/kansenshou/documents/211129_sekkyokutekiekigakutyousa.pdf
新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領
国立感染症研究所 実地疫学研究センター 令和3年11月29日版
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2551-cepr/10903-b11529-period.html SARS-CoV-2の変異株B.1.1.529系統(オミクロン株)の潜伏期間の推定:暫定報告
2022年1月13日
国立感染症研究所