ヨガって、今の日本では、アーサナという運動だと思っている人がほとんどですよね。
ダイエット目的や、運動不足解消などに効果的だと思って始める人が多いのではないかと思います。
でも、そういう始まりでも、アーサナをしている間に自分に集中していき、ヨガの奥深さを知ることができる人も多いですよね。
そう、ヨーガは自分を観ること。
そして、自分を知ること、なのです。
だからただただ、あるがままに観る練習を、あの運動の間にしているのです。
ラッキーな人は、そのアーサナを教えている先生が、自分を見つめる、とか、人と比べない、とか、誘導の中で言ってくれますよね。
それが日常生活の中に生きてくるのです。
社会や学校、家庭においても、人と比べない。
誰かと比べて劣っている自分を見たり、誰かと比べて優っている自分を見たりしても無意味なので、
親なら子供を他の子と比べたりしないで、そのこだけをきちんと見てあげれば良い。
他の子は他の子。あるがままに観るだけ。
誰かにどう見られるかを気にして行動したり、言葉を発したりすることよりも、自分がどう行動したいのか、何を話したいのか、
それを大切にして生きた方が心地よい。
そうやって自分を見つめる時間を少しでも作ることから、自分とは何かを知るきっかけになっているのですね。
さらにラッキーな人は、ヨガ哲学というのを学んだことがあるのではないでしょうか。
その中で、あれをしてはいけない、とか、これをしてはいけない、などの学びもあると思いますが、
最終的にはどちらでも良いのですが、本当の自分とは何かを知ることが、生きている最終的な目的です。
まずは、ありのままに生きましょう。
自分を観る。
自分を知る。
私とは何か。
人間とは何か。