ヨガニードラ
最近話題のヨガニードラ。
当スタジオでもクラスがありますが、ただ寝てるだけのヨガ。
なーんにもしないヨガ。
これにどんな意味があるのでしょう。
実はこれってすごい効果が色々とあるのです。
まずは、普段無意識に緊張している体が、誘導によってこれまでにないリラックス状態になり緊張がほぐれる。
それによって体の疲労を回復することができます。
そして、無意識の緊張までもがほぐれると、脳も究極のリラックス状態になります。
それによって脳そのものも深い休息が得られます。
さらには、体と脳が完全に熟睡のような状態になっているにもかかわらず、寝てはいけないという酷な状況…
のように見えますが、実はこれがものすごい効果を得るためのポイントなのです。
体と脳が完全に熟睡している…のになぜ起きていられるのか。
誘導によって体と脳が完全に休息している間に、眠らせてはいけないように自分の意識に働きかけるのです。
そして、その効果がどのようなものかというと、
体と脳が休息している間に、自分の無意識の状態に働きかけることができるのです。
いわゆる潜在意識に働きかけるということです。
それによって知らず知らずに溜め込んでいる肉体と心のストレスを解放することができたり、
過去のトラウマになっていることやわだかまりとなっている感情を手放すことができるのです。
また、潜在意識になりたい自分やお願い事をすることで、自分の眠っている才能が活性化されたり現実化しやすいということです。
脳の完全な休息によって、起きた時には非常にすっきりとした感覚や、視界が明瞭になったり、
とても幸せな満たされた感覚を覚えていたり、その後に今まで味わったことのないような感覚になっていたり、
体の深い休息によって免疫力も高めることができるという素晴らしい効果。
本当に?
と思うかもしれませんが、まずは受けてみて体感してください。
そんなに何も感じない、という場合もあると思います。
ご自分の緊張状態が強いと、上手に体が緩められずに瞑想に集中することができず、
脳は普通に起きている状態のまま20分ほどを過ごすことになると、
ただじっとしていなくてはいけない時間になるだけで苦痛を感じてしまいます。
緩める練習を繰り返していくことが大切です。
そして誘導する人の意識がとても大切ですので、ご自分が気になってリラックスできない指導者の場合は
違う指導者を選んでみるのも一つです。
眠らせないように誘導する、それが大切な誘導する人の意識の状態でもあります。
人の思考や意識状態というのは、その周囲にも伝わります。
だからこそ、誘導する人そのものが究極の瞑想状態にあること。
うまく瞑想に入って深い瞑想の究極な状態になると、体と脳は熟睡していますので、いわゆる幽体離脱のような感覚になります。
体を動かそうとしたら動かなくてびっくりした、とか息ができなかった、とか、
自分がもう一人そこに居た、とか色々な状況が起こります。
でも驚かないでください。それは上手に瞑想状態には入れているということです。
熟睡中ですから動かそうとか起きようとか思わないでください。
あなたが眠っている時、体や心にああしなさいとかこうしなさいという指令は伝わりません。
その状態を意識が起きている状態でやっているので、身を委ねることが大切です。
きちんとできるようになると癖になるヨガニードラ。
ぜひご体験あれ。