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ヨーガの「つなぐ」とは

ヨーガは「つなぐ」と言う意味がありますが、よく縁を繋ぐとか人と人をつなぐような意味に捉えられることが多いですね。

しかし、本来の意味では、精神的な世界や宇宙観といった、大きな世界で見えない世界、いわゆるスピリチュアル系などといった世界と、物質的な世界、つまり今目の前に繰り広げられている現実と捉えられているような見えている世界とを、科学的に明らかにしてつなぐ、それがヨーガです。

ヨーガは科学であると言うお話を度々していますが、ヨガ哲学のことを理解できない人などは、精神世界の方ばかりに気を取られている人と同じようにスピリチュアル系と勘違いしている人も多くいるのではないでしょうか。

何度も言いますが、ヨーガは科学です。現実的な内容です。

意識がこの体を通して、五感や心・感情といった体験をして、この現実的な世界を見ることができ、まるで物質的な世界とスピリチュアルな世界が分かれているかのように見えます。

でもそれは間違いなのですね。

本当の真実の現実は、たった一つです。

よく、ヨガ哲学で二元論と不二一元論の意味が理解できなくて混乱する人も多いかと思いますが、二元論では物質世界と精神世界に分かれていることを説明して、その上で不二一元論では、二つに分けたそれらは実はたった一つであり、二つではありませんよ分かれてはいませんよ、と言うことを説明しています。

不二一元論が二元論に反論しているわけではなくて、そう言う風に見えている世界だと言うことを先に説明するためには、二元論も必要なわけですね。

だから、この物質的な体と見えない心・感情の部分と意識をつないで、限りあるように見える人生をしっかりと歩いていきましょうと言うことなのです。

好きなことをしたり、楽しみを見つけたり、人を助けたり、人に何かを伝えたりといった行動は、人間の体を持っていないと体験できないことです。

しっかりとつないで、素晴らしい生き方を選択していきましょうね!

 

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