よくヨーガの話をしていると、不感だとか面白くないとか、何も感じないようになることのように勘違いしている方もたまにいらっしゃいます。
ラージャヨガでいうヨーガの定義とはcitta vrtti nirodahですが、その意味が「心の波を死滅させること」というのを、そのように理解する人が多いのかもしれませんね。
心の波を沈めて、感情を圧し殺すでも露出するのでもなく、沸き起こった感情を客観的に眺めるだけ。
内側に溢れる感情は、愛とか慈しみに溢れているので、受け入れ難い出来事で苛立ちや怒り悲しみ苦しみなどが湧いたとしても、一時的な感情であることを知っているので、気が付けばまた、歓びや愛の気持ちになっているものです。
でもそれを無理にしようとすると、自分の感情を圧し殺し抑圧してしまって、返って苦しくなってしまう人も多いのではないでしょうか。
まずは、たくさんの感情が沸き起こることに喜びや素晴らしい体験だということを知り、楽しむことから始めてみると良いかもしれませんね。
今日も穏やかな心で1日が終わりますように☆