人に対して湧く感情や言葉は、過去の自分自身を相手に見ているだけ。過去の許せない自分自身。
もし汚い感情や言葉をその相手に浴びせたとしたら…
それは、あなたがあなた自身に浴びせている感情や言葉。
人を許せない人というのは、他者に「なんでああしなかったの?」「なんでこうしないの?」
「ああじゃなきゃダメよ」「こうしなさいよ」などなどの言動が多く過去を責めます。
そういった言動が多い人は、結局自分を許して受け入れられていないから、他者に自分を見てダメだしや否 定をするのですね。
この世に現れる人たちは、あなた自身を見つめるため、省みるための鏡として現れてくれている神の現れです。
どんなに嫌悪や怒りや悲しみが湧いたとしても、それはあなたの過去の体験に気付きを与えてくれているだけ。
本当は全てが自分自身から発せられていて、自分の感情や言葉は自分自身にかけている言葉だということを知り、不徳を重ねる度に自分に返ってくるのをやめたいと思いませんか?
不徳とは、自分自身を苦しめる原因になる煩悩です。
我欲、執着によって見返りを求める心から湧き起こる怒りや苛立ち、悲しみ憎しみ、きつさ、苦しさ、辛さなどです。
人がああしてくれないからこうなったんだとか、なんであいつはあんなことするんだとか、馬鹿だなど人を汚すような行為は、結果的に自分自身への感情、言葉だということを知って、自分を愛して優しい感情と言葉をかける習慣をつけていけると、周りの人にも優しい感情や言葉をかけるような気持ちに変化していきますよ。
もしも相手がひどい態度や言葉を言ってきたとしても、それはその人の背景を考えると、育った環境、経験してきたものごと、持っている知識や技術の違い、親に言われてきた言葉や態度、満たされない理由があることを理解して、優しく受け止めて、感情が一時的にでも揺さぶられたなら、そういう自分を知るきっかけをくれた相手に感謝をして受け入れて許すことが、自分への愛情になります。
相手の感情が自分に交わらないように、自分が輝きを増して、相手をより明確に映し出す鏡になることです。
そのために修行をするのです。
この世界に現れる全ては、あなた自身が創り出した世界だということ、いつも穏やかな感情を抱いて、映し出す世界が愛に満ち溢れますように✨