こちらの記事に対してメールをいただきました。
こういう悩みって、大概の人が抱えているのではないかな。。。
と思い、シェアさせていただくことを許可を得て掲載いたします。
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相談者:月子さん(仮名)
いつも読ませていただいていますが、最近、職場で、まさにここにあるような経験をしています。
きっかけに身に覚えがないのですが、私個人に対する否定の言葉や態度。私が同じ空間にいるだけで、相手がそのような態度になってしまいます。
避けることはカルマの法則から考えると、自分のしてきたことから逃れようとしているように思え、向き合おうと思いました。しかし、相手を理解しようとすることに気持ちが追いつかず、自分を否定してしまい、追い詰められるような気持ちになります。
どうしたら、相手も自分も否定せずに、相手の言動が穏やかになり、心穏やかに過ごすことができるようになる過程を辿ることができるでしょうか。
かまらヨガ
きちんと起こる事象を考察していますね。ご自分の体験を持ってヨーガを考えられるのは素晴らしいこと⭐︎
このことでカルマの法則によって、自分が過去にしてきたことだと気付いている。その気付きを与えてくれてありがとう…に変えるには。
そういう態度や言葉を見て哀れみやかわいそうな気持ちになりませんか?
結局ね、そうしている人自身が自分を受け入れられない、自己否定、劣等感の塊や自分を認められていないんですね。
幼い頃の親子関係で消化できていない問題を抱えていたり、育てられてきた中で培ってきた自己否定、自分を小さな人だと見てしまう癖。
そうやって周りの人の見え方、偏りによって自分の物差しを小さくして視野を狭めてしまう。その結果が今に出て、苦しくてもがいている。
憐れみと慈しみの心で癒してあげることができます。
月子さんが素直で真面目で慎重で、他にも素晴らしいところがたくさんある(これは私の視野から見た月子さん)ことがその人にとっては羨ましくて疎ましく感じる。だから否定したり傷つけようとしてしまう。だけど、それも月子さんが何の否もなければ傷つかないし自己否定もしないし追い詰められたりもしない。相手が1人でもがいているだけのこと。相手自身が他人を鏡にして自分を見ているだけのこと。 自分の中の受け入れられない部分を人に言っているだけ。自分の見え方を人に伝えているだけ。受け入れたくない自分を相手に見ているだけ。
裏を返せば、素直な私、真面目な私、慎重な私…をその人自身に受け入れさせてあげることができたらいいですよね。
でもそれによって月子さん自身が自分を小さく見てしまっていること、どうしたら変われるのかもがいていることをリアルに教えてくれている。
気づきが起こる時には摩擦が起こるから痛みや苦しみが伴うもの。
こうして自分への気づきを昇華させることができたら、感謝に変わります。
そして相手にも、いつか気づけますようにと、押し付けではなく見守るような優しさで包み込むことができるようになります。
苦しみこそが気づきを起こす体験という名の道具です。だから良い体験経験でしかない。
気づきが起こり昇華できたら、生きているステージが変わります。どんな人にも愛と慈しみの気持ちを持つことができます。
一瞬の怒りや悲しみ、苦しみは起こりますが、それこそが人間に与えられた感情という名の道具です。
それを知れば自分の感情に振り回されることもなくなる。
私たちは人間に生まれて、五感を味わい、それによって感情を揺れ動かし、彷徨う。
たくさんの方向に揺れ動いたからこそ見えてくる、ブレない心、自分の中心に落ち着くこと、周りに起こること全ては、それぞれの人が創り出している世界の重ね合わせでしかないこと。
それが見えてきたら、全てはたった一つの真実の世界しかないと理解でき、自分の中の偏見がなくなっていきます。
広い視野で全てを受け入れることができる。大いなる海のように、小さな波も大きな波も、穏やかな波も荒々しい波も、いる場所によって違うもののように見えるけど、本当は全ては同じ、たった一つの海でしかないように。
またわからないこと、どうしたらいいか、昇華させるために必要なことはいつでも聞いて下さいね☺︎
月子さん
コーヒー屋さんで読みながら、思わず涙が出てしまいました。 前回リトリートで話を聞いてから、大抵のことは、通り過ぎていくような、自分の中心の球のようなものの周りをただ滑り落ちておくようなイメージで捉えることができていました。 今回はそれがどうしてもできず、相手の世界に巻き込まれているとわかっていても、そこに入り込んでしまっていました。 苦しむことで相手に振り回されている感覚にもがいていた気がします。 苦しみが自分のためだったのであれば、まだうまく飲み込むことはできませんが、少し力を抜いて、この苦しみと向き合えそうです。 ここから昇華までにはまだかかりそうですが、呼吸を整えながら、たくさん揺れ動いてみようと思えました。
かまらヨガ
苦しみ傷付くことからたくさんの学びを得て成長していきます。
急に目覚める人もいるけど、大抵の人は三歩進んで二歩下がる感じです。
真実の世界は全て同じで無のようで究極の幸せに満ちていますが、事象に色付けしているのは自分自身で、苦しみも悪いことも自分自身で創り出しています。
それが理解できるまでには、たくさんの困難や障害を乗り越えて、知恵や知識を付けて経験する。その経験によって方法を知っているから、次は苦しみではなくなる。
だからこそ、同じようなことで苦しみを体験している人の気持ちや立場が理解でき共感できる、そしてその方法を伝えることできる素晴らしい人間性、人格を養うことができる。
素晴らしい人間性、人格は徳も上がります。
徳が上がれば必ず見えてくる真実の世界。
全てに平等で偏見を持たず、今目の前にいる人の世界観を同時に見て共感し、癒して昇華することができる。
生きることの意味は、最終段階に至るとそういうところに居ます。
自分の体験を重ねることが必須ですから、結局良い体験、素晴らしい経験でしかないんです⭐︎
乗り越えた先には、穏やかな自分、優しさに溢れた自身が待っていますよ♡
焦らず今をじっくり味わって、生きるというゲームを、人間にしか味わえない世界を楽しみましょう。
喜怒哀楽も苦楽も、全ては自分でまいた人生のスパイスでしかありませんから。
美味しくするための味付けです。
月子さん
はい、ありがとうございます。
会っていないのにかまらさんが届けてくれた言葉を見た後は、世界が静かになるから不思議です。
きっと自分の中がざわついていたんですね。
焦らずじっくり味わって楽しむ、ことにします⭐︎
かまらヨガ
意識の世界って本当に凄いんですよ⭐︎
見えないことを信じられない人が多いけど、真実は見えないようになっていますからね。
全てはたった一つで繋がっているんです。
だから私の言葉で穏やかになっていく。
月子さんの気持ちや感情がわかるから共感して、物事の真実を受け止められるように伝える。
言葉に意識を載せて届けることの大切さ。
意識は時空を超えて伝わりますから。
こういう体験から、ヨーガの本質を学びたくなる日が来るのでしょうね☺︎
摩擦によって磨かれたら、さらにクリアになっていきますよ⭐︎
月子さん
今日も職場で会いましたが、いただいた言葉のおかげで、何も思わずにいられるわけではないですが、相手が発している空気とは別の場所にいるような感覚です。 かまらさんの言葉で表された形で、私も改めて、今回の出来事を見つめてみたいです。
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実際にリアルタイムでこういう感情を持っている時に相談しながら自分で自分の感情を観察していく。
そうすると客観的に自分を見つめる習慣がついていきます。
そして一度でも本質の話を聞けば、少しずつ日常生活に起こることの意味を見出しながら過ごすことができる。
だから人間で素晴らしい⭐︎
こうして自己解決につながって一つ一つ目の前に起こることをクリアにしていくのです。
ただやり過ごすのではなく、きちんと消化していくことが大切。
自分を否定したり嫌悪したとしても、そういう自分を認めてあげることも大事なのです。
見ないようにする、蓋をするということではなく向き合うというのはそういうことですね。
自己否定も劣等感も可愛い自分の一部。素晴らしい体験。
避けて通っても潜在意識の中にはずっと存在し続けるものですから、自分自身の傾向を知って、それでもいいじゃないって受け入れてあげてくださいね!