すべてを受け入れ放棄すると全てがある 第7チャクラ サハスラーラ
頭頂にあるチャクラは、宇宙との繋がりを持つ場所。
人間にとって最も大事な場所である脳。
生きながらにしてこの脳の障害を持つと、高次機能障害と言って
言語や運動障害が起きます。
東洋医学では百会と言われる部分ですが、生まれたての赤ちゃんの頭をご存知の方はわかると思いますが、大泉門と言われる場所で生まれてすぐの時には頭蓋骨の頭頂よりやや前方の部分が開いています。
出生時に狭い産道を通ってくる時、赤ちゃんは骨重積と言って頭蓋骨の骨と骨をを重ね合わせて、頭を小さくして生まれ出てきます。
この部分が生後数時間から重ね合わせた骨が一旦開いて柔らかくなっています。
2歳くらいまでには閉じて大人になるにつれて1枚の骨に変化していきます。
私たち人間は、生まれる前は肉体を持っていないので精神世界の中に存在します。
なので、赤ちゃんは肉体や機能は未熟でも人の感情に非常に敏感で、その空気感、波動を感じ取ります。
ですので、何もわかっていないと思ったら大間違いで、全部周りにいる人の感情を読み取っているんですよ。
子育てや育児ケア、サポートする人はわかると思いますが、自分がイライラしていたり不安で動揺していたりするときほど泣きやみません。
だから赤ちゃんにも良い言葉や優しい周波数を出して接することが大切なんですね。
生まれた時はこの第7チャクラが開いた状態ですが、大泉門が閉じて大人になっていくにつれこのチャクラは閉じていきます。
私たち人間は、多くの経験をするために肉体を持ってこの世に生まれてきます。
3歳くらいまでは生まれるまでの記憶を持つ子どもたちもいます。
でもその記憶を持ったまま大人になると、邪魔になってしまうんですね。
この世に生まれてくる時に持って行って良いものは限られているんです。
前置きが長くなりましたが…
大人になってこの第7チャクラを開くまでには、すべてに同じものを見てこの世界は一つであるという真実に気がつき始めます。
出会う全ての人が自分だということを知ります。
この世は自分が創り出している世界であるため、人生はまるで映画のようにスクリーンに映し出されているかのように思えます。
そして、出会う人全てが自分の一部なんだということを悟ります。
そうすると、どんな人に対しても慈悲と慈愛の心で接し、自分の持っているものや智慧を人に分け与えていくようになります。
そしてこの世に存在する全てのものも自分の一部だと思うので大切にします。
すべてに無執着になり、肉体にも執着は無くなります。
老いへの恐怖や死への恐怖もなくなり、この肉体は神様への捧げ物であるということを知ります。
そのため、肉体を綺麗にして余分なものは持たなくなります。
財産も持ち物も、食べるものも最小限になっていきます。
サンスクリット語では、vairagyaバイラーギャと言われますが、
Renunciation 離欲 放棄 世捨て人などと言われます。
欲望、願望、期待を持つことから苦しみや怒り、悲しみといったものが生まれることを悟ります。
自分が行動することに対して、結果に期待をしなくなります。
山にこもって仙人みたいになることではありませんよ。
与えられた物事に対して、結果に対する期待を求めずに行動することです。
もはや神がかっていますよね。
そう、神なんです。
自分の中に神が存在すること、この世の全ては自分の中の神が動かしていることを知るということなんですね。
ここまでお読みいただきまして誠にありがとうございます。
もう内容がやばいと思ったらそれまでですが、この世の全ては一つであるということが真実なのですね。
このチャクラを開くためには、ヨガのアーサナや呼吸法、多くの経験や哲学を学び正しい知識を得ること、リラクゼーションとテンションの繰り返しや瞑想をすることで開くことができるとされています。
ただし、この下までがきちんと整っていることが肝心です。
すべてに同じものを見ることができ、何もかもを受け入れることができる。
自分の全てを、そして他人の全てを許し受け入れられるようになり、全てを分け与えることができたなら、自然と開いていくと思われますが…
念のため
このチャクラは紫色やマゼンダピンク、輝きのあるダイヤモンドや水晶、虹色に表されます。
アロマではサンダルウッド、ジャスミン、セージ、フランキンセンス、マンダリン、ラベンダー、ローズ、ローズウッド、ネロリが良いです。
エレメンツは月。
満月の夜に静かに瞑想するのも良いかもしれませんね。
そして全てを手放せる状態になる日が来るのをこの人生で迎えるのかもしれませんが、いつかこの悟りを得る日が来るのだということ。
最後にまた書きますが、何もしないことではありませんよ⚠️
いつもこの瞬間を大切に今に満たされていますように。
瞬間瞬間をつなぎ合わせて生きていることを知り、皆様にとって常に今が最高の至福でありますように。
マインドフルネスでありますように。