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手放す 断捨離 本当の意味は

手放す 断捨離

その本当の意味は、いらないと仕分けることでもなく、捨てることでもない。

最近はみなさんよく断捨離断捨離と言いますが、

必要なものと必要でないものを見極めて、必要ないものは手放す。

どんどんものをなくしてシンプルな生き方をする。

そんなことが言われていますよね。

確かに大切な考え方だと思います。

ただ、断捨離の語源はヨガにありますが、

ヨガでいう手放すの本当の意味は

あなたの執着心を手放す

ということです。

どういうことかというと、いらないものを手放すのではなく

どんなものにも、どんな人にも

ああだったらいいなとか、こうだったらいいなとか、

こうして欲しいとか、こうなって欲しいとか、

こんなの嫌だとか無理とか、

そういう感情が一切なく全てを受け入れられること。

外に追い求めることではなく、全ては今ここにある事に気がつく。

目の前にあるものを大切にする、目の前に居る人に愛を持つという事です。

それが例え、一般的に悪いもの、臭いもの、ひどいもの

そんなものであってもそれを受け入れるという事です。

例えば、目の前に乞う人が居たとしても、その人に対する偏見はなく

与えられるものがあれば与える、与えるものがなければ労りの気持ちを持つ。

ただそれだけです。

目の前に苦しんでいる人がいるなら、できることはするけれど

無理に変えようとはしない。

自ら気がつくのを見守るだけ。

目の前に、満たされない自分に気がつかずに

怒りに満ちている人がいてもただ見守るだけ。

いつか自分の内側に気がつくのを。

目の前に居る人に、あるものに、全てに愛を持って大切にする心。

そうすると、あれも欲しい、これも欲しいということが

ただの執着である事に気がつく。

そうすると、実はここに欲しいものがあったという事に気がつく。

人間関係もこいつはダメだからいらないとかではなく受け入れるという事です。

もし今、パートナーとの離婚や別れを考えたり

この人でいいのかなぁって不安を抱いてるとしたら、

一度自分の欲しい欲しいを振り返ってみて

それが自分の執着心からくるものではないか

考えてみてはいかかでしょうか。

そして、一度深く呼吸をして、受け入れて許せるものであるならば

無償の愛を持つ気持ちで相手を愛せるかどうかを考えてみてくださいね。

本当の愛は、相手にどんなことがあっても、相手がどんな事になろうとも、

あなたの気持ちは変わらないものです。

相手の言動や行動には必ず意味があります。

あなたが不満や不安に思うことの裏側には、相手が満たされないものがあるから。

まずは自分から満たされましょうね。

手放すのは、相手やものではなく、あなた自身の内側にあるものですよ。

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