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無償の愛

無償の愛
愛というと、何かをしてくれること、何かを与えること、目に見えてわかるもののように思っている人が多いのではないでしょうか。

無償の愛とは、何かをしたり与えたり形に見えるものではありません。

すべてに対して愛おしさや思いやり、心から幸せを祈る気持ちというのが無償の愛です。

どんなことがあっても相手を許して受け入れると言うことです。

どんなに悪いこと、ひどいことをしたとしても、愛を持って自分だけはそれを許して受け入れると言うこと。

一緒になって罪を隠すことではありませんよ。

もし罪を犯したなら、その罪を受け入れて許し、共に反省をして必要な罰を受ける覚悟を持つ強さを支えることでもあります。

子供に対しては、この無償の愛を抱いている人が多いと思います。

我が子はどんな子でも、何をしても、どんな結果が起こっても、絶対に変わらない愛おしさ、できるできないに関わらず褒めて抱きしめて気にかけて、頑張っている姿を見守る。

心底から幸せでいて欲しいと祈る気持ち。

たまに子供に対しても自分の所有物だと思っていたり自分の思い通りに支配しようとしたり、自分の道具だと思ってしまう人もいますが、子供にも人としての人格があり一人の人間として尊重されるのが当然のこと。
そしてまた、他人に対してもこの無償の愛を持つことが大切です。そういう気持ちというのが、この空間を伝わって相手に届く。それだけではなく周りにいる人にもその愛が伝わるものなのです。

その無償の愛は、子供に対してだけではなくパートナーや親族、友人や仲間や同僚に対してももちろん同じです。

何か見返りを求めるものではなく、思い通りにならないことを不満に思うのではなく、心から幸せを感じられることを祈る思いを持つことです。
ああしてこうしてと欲求を言うのではなく、本当に愛する気持ちを持っているだけで、その思いは相手に伝わりますから、大切な人の幸せを願って日々を過ごしていると、自然と自分自身も幸せを感じていられるので、一生懸命愛を形にしようと労力を費やすのではなく、心から人が自由な幸せを感じることを祈って過ごせたら、みんな幸せですよね。

今日も明日も、あなたが幸せでありますように。

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