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物事の見え方

同じ職業や経歴でも、全く同じ知識と経験かというと、そうではありません。

同じ環境で育っても、物事の見え方は違います。

その中でも、自分の経験していないことは、観ることができません。

冷静に客観的に物事を見る習慣をつけていれば、相手の経験や知識は、自分自身の持っているエリアではないところにたくさんの情報がある、ということを想像することができます。

それができると、自然と受容的・共感的態度というものができるようになります。

しかし、その想像力は、自分の持っているものだけで判断、理解しようとするならば、不可能に近いものがあります。

その、自分の持っているエリアだけで物事を見ているから、怒りや嫉妬、羨んだり妬んだり憎んだり悲しんだりと、心が忙しくなり、周りの物事が冷静に見られなくなります。

自分の経験してきたこと、知っている範囲で理解しようとする習慣、癖によって、そのエリアを逸脱すると理解できず、変わってるとかおかしいとか、信じられない、ありえない、常識がない、などなどの言葉を使って、うまいこと相手を非難や批判して、自分を正当化してしまいます。

そうやって怒りや嫌悪、悲しみや落ち込み・・・etc.

人への言葉や態度で表現してしまいます。

それは、全部全部、自分自身にしていること。

いつかはわかりませんが、全てが自分に返ってきます。

人の粗探しや否定、批判に費やす力を、人を支えたり助けたり、喜びを感じる時間に費やせると、自分自分も喜びに変わりますよ。

人に対しても、返ってきて欲しい言葉や態度、行動をすれば良いのです。

簡単ですね。

それだけです。

自分がして欲しくないことはしない、という当たり前のことを、日頃から気をつけること、それだけなのです。

自分の経験だけで物事を見てしまう癖から自由になって、人を認め、尊重し、尊敬でき、相手の持っている能力を高める人間性を養えたら、自分自身も幸せであり、相手も幸せになり、相互作用が働き、お互いに幸せになりますね。

人に感謝や称賛の言葉を毎日使っていれば、自然と自分自身にも毎日のように称賛や尊敬、感謝の言葉や態度ばかりを受けます。

本当に全てに感謝で、毎日皆様にも感謝し尊敬することばかりになります。

お互いが幸せに過ごせるよう、日々の言葉や態度に気を付けていきたいものですね。

残すところ、あと5日となった令和元年。

皆様にも、いつも穏やで平和な、なんでもない幸せに、いつも安心して身を委ねられますように、お祈り申し上げます。

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