私たち人間は、五感を得て生まれてきます。
見て、聞いて、味わって、嗅いで、触れる。
しかし、その五感のうちの一つか二つ、またはそれ以上を手放した状態で生まれてくる人もいます。
そこまでしてでも、この世で伝えたいことがあるのですね。
人間にはこの五感を超えた第六感というのがあります。
生まれる前は、この五感ではなく第六感よりも高次で存在しますが、
私たち人間は、生まれてくるときに自分の障害を選んで生まれてきます。
生まれる前にそれを選ぶために順番に並んでいるそうですよ。
(胎内記憶を世に広めた産婦人科医でもある池川明先生の「神様とのやくそく」や「いのちのやくそく」などをみていただくとわかると思いますが、子どもたちが生まれる前のことを教えてくれます。)
それはこの人生でたくさんの困難や苦しみを生むことにもなります。
なぜそこまでしてそれを選ぶのでしょう。
それは、過去のカルマもありますが、その困難や苦しみを超えると実は自分の中に素晴らしい世界があり、それが目の前に広がっていることに気づくんですね。
そうして、生きてるってことは素晴らしいことなんだよってことをみんなに教えてくれます。
何かに迷ったり悩んだりしていることも、とても小さなことに思えるようになり、そうやって目の前にある幸せに気づくための助けや導きをする役目も担っているんですね。
「ゆめぇちゃんのさがしもの。」という絵本を紹介します。
著者は、生まれながらにして聴覚障害がありつつも、小学校から普通の学級で障害のない子たちと一緒に生活してきたゆめぇちゃん。
本人も自分の障害に気づくのは中学生くらいになってからということ。
なので何ら聴覚障害があるということを感じさせないくらい、読唇術が素晴らしいので会話もとても楽しく弾みます。
ゆみえちゃんは、自分の経験を通して幸せが目の前にあることや自然の大切さをこの絵本で教えてくれています。
かまらヨガスタジオでも10部ですが、置かせていただくことになりました。
この絵本の売上は、全て福島の子どもたちを千葉に招待するチャリティプロジェクトに寄付されます。
ぜひお手にとって読んでみてくださいね。
by kaori kamala