肉体を還す最期の時
生まれる前から聴覚、触覚、視覚、味覚、臭覚の順に発達していきますが、
反対に、この世を去る時には、臭覚、味覚、視覚、触覚、聴覚の順に手放していきます。
人間は空間:聴覚から持ち始め、最後は聴覚だけが残る。
胎児期にはすでに聴覚が備わり、長年この世で生きて最期の時、魂が肉体から離れても聴覚だけは残る。
胎児の時から全て聴こえているので胎教というのはとても大切になります。
胎児に話しかけたり良い音を聞かせたり、
道徳観を養うような絵本や話を聞かせてあげることは大切です。
そして最期、食べる行動というのは生まれてから一番最後に必要になり、
去りゆく時には一番最初に必要なくなります。
最期の時には食べることができなくなり目を開けることもできなくなるけれど、
手を握りしめたり体をさすったりすると触覚で反応してくれます。
そして魂が肉体から離れた後も、皆さんの声、言葉をしっかりと受け取っています。
皆さんでたくさん声をかけてあげて下さいね。
この世で、今回の人生で、素晴らしい生き方をされたことや、
たくさん恩恵を遺してくれたことに感謝の言葉をたくさんかけて
感謝の気持ちで送り出してあげて下さいね。