肝臓に負担がかかる意外な盲点:激しい運動
健診データで異常数値が出る中では、やはり飲みすぎによるものが一番多いと思いますが、次に食べ過ぎや偏った食生活によって脂肪肝と言われる状態が多いです。
肝臓の働きは大きく挙げると、代謝、解毒、胆汁酸の合成などがあります。
偏った食事や飲み過ぎたアルコールを分解して解毒することを毎日毎日、私たちが無意識の時にも頑張って働いてくれています。
食生活を見直してアルコールを控えたり、休肝日を作って肝臓の負担を軽くしてあげることが必要ですね。
それと、意外な盲点として、急激に激しい運動をすると、それこそ激しい筋肉痛になることはよくあると思いますが、全く運動しない人がダイエットプログラムなどで急激に筋肉に負荷を掛けると、筋肉の破壊産物が体内に過剰に作られ、それを肝臓で解毒されるため、相当な負担がかかっています。
GOT.GPTといった肝機能の数値が3桁になっていることもあるのです。
このまま無理に続けていると、肝臓の負担が大き過ぎて、解毒しきれない状態の上にまたさらに負荷を掛け、肝臓そのものが疲弊してしまいます。
その結果、いつまでも疲れが取れない、怠さが続くといった状態になって長引く風邪や体調を崩してしまいます。
激しい筋肉痛になった時は、無理せずゆっくりと休息を取ることが大切です。
ダイエットするなら、ゆっくりと少しずつから初めて、筋肉を休めながら軽い運動を繰り返し、少しずつ負荷を掛けていくようにして、長く継続できるように始められると良いですよね。
激しい運動よりもゆっくりと呼吸しながら行う有酸素運動の方が意外と効果的ですよ💡
肝臓も大切な体の一部です。あなたを守るために、今この瞬間も働き続けてくれています。
きちんと優しく労ってあげましょうね🍀
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