今日は自律神経について。色々とあり過ぎるので小分けにしていきますね。
まずは血圧。健診では、家で測ると大丈夫なのに測られると高くなるという方が多いです。
それを「白衣性高血圧」と言います。
白衣着てる人(医療従事者)に測られると緊張することが原因なのですね。
緊張すると交感神経が優位になります。するとアドレナリンやらカテコラミン、アンギオテンシンなどのホルモンによって、心拍数の増加、血圧上昇、発汗、瞳孔が開くなどの症状を呈します。
その緊張を緩めるために、長く息を吐いて深い呼吸を繰り返して、副交感神経を優位にさせるよう促します。
そうすると、不思議なほどに副交感神経が働き、心拍数も落ち着き血圧も安定し始め、心も穏やかになっていくのです。
そうして何度か測ると落ち着く場合が多いですが、なかなか緊張を緩められずに高いままの人もいます。
そういう方は、自宅やスポーツクラブなどでご自分で頻繁に測る習慣を付けましょう。
普段の血圧が問題なければ、通常は様子観察になると思いますが、心配ならかかりつけ医を決めて定期的に受診することをお勧めします。
血圧の大きな変動は血管に大きな負担をかけてしまい、あらゆる部分に悪影響を及ぼしますのでね。
一般的に高血圧症というと、高コレステロール血症や糖尿病になどよって血管の弾力性が低下して動脈硬化が進み末梢血管抵抗が高くなることや、腎臓疾患などで電解質や水分、ホルモンのコントロールが上手くいかないなどが原因で高血圧症状を呈することが多いですが、二次的に心筋梗塞や狭心症、脳梗塞や脳出血といった血管障害を招き、生命に危険を及ぼす可能性が非常に高くなります。また、心臓や腎臓にも負担をかけ、悪循環となってしまいます。
糖尿病予防や高コレステロール血症を含む脂質異常症の予防、塩分を調節するなどの食事療法と、適度な運動によって筋肉量を維持することで、血管の弾力性を高めておくことが大切ですね。
そして、白衣性高血圧の場合は、日頃から緊張しやすいご自分を緩める練習と、呼吸法によって副交感神経を優位にすることやご自分の心と体を内観することを習慣にしていくと、緊張し始めたご自分をコントロールすることができるようになります。
トレーニングに最も適しているのが、やはりヨガ。ヨガの呼吸法を習得して副交感神経を優位にさせる練習をし、運動のヨガであるアサナによって筋肉量を適度に維持し、ポーズができるとかできないとかを観るのではなく、心地良さと少し辛い部分の瀬戸際あたりで、ご自分の心と体への向き合い方を内観するようにして、瞑想的になることで自分自身を知るということから始めていくのがとても効果的ですよ💡
是非、日常にヨガを取り入れてみて下さいね✨
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