毎日雨続きで寒くなり、パッとしないお天気が続いていますね。そんな時こそ、気持ちはいつでも晴れやかにいたいものです。
今日は健診の続きです。忙しくなってしまってなかなか続きが書けずにいました。
楽しみにしていらした方には申し訳ございません。今回は貧血についてです。
貧血と一口に言っても、原因は様々でどの貧血なのかによって対処法も変わって来ます。消化器官の出血によるものや、先天的な骨髄の疾患、腎臓の疾患、女性生殖器疾患などなど。。。
女性に多い貧血。なぜなら、生理で月1回出血するからというのもありますが、男性よりも鉄分を排泄する機会が多くあることから、必然的に女性に多くなります。女性生殖器疾患の場合は生理の出血も増えることが多く、また内膜の増殖によって鉄分の多くがその内膜を作る方へと使われてしまうことが原因の一つです。
そして、過度なダイエットや偏食の多い方にも貧血がよく見られます。
今回は生活習慣で改善できる、鉄欠乏性貧血についてお話ししますね。
まずは過度なダイエットによる食べないことや、拒食症や偏食によって食べないものが多すぎて栄養不足になっていることが原因で貧血になっていることが多くあります。
断食などは食べませんが、少量の野菜や果物とハーブによってわずかな量から大切な栄養素を摂取して数日間過ごしています。
また、偏食はジャンクフードやスナック菓子、スイーツなどばかり食べて野菜やフレッシュな果物などを摂取しない人が多く見られます。野菜が嫌いと言う人も多いですね。
そうすると、たくさんの鉄分を含む野菜を取れないので、鉄分不足になりがちです。
ただし、鉄分の多い野菜をたくさん食べているからと言って、必ずしも貧血にならないとは限りません。もちろん生活習慣以外の問題もありますが、今回は生活習慣に限って言及すると、一つの野菜だけではなくてきちんとタンパク質やビタミン類と共に摂取しないと吸収されないのです!
また、せっかく鉄分の多い食事や鉄剤の薬を飲んでいても、コーヒーや紅茶、緑茶に含まれるタンニンなどが、鉄分を運搬するヘモグロビンと結合して鉄分不足をきたしてしまうことがあります。
せっかく鉄分を摂取しても、吸収を妨げてしまっては勿体無いですよね。コーヒーやお茶は食事の前後1時間程度は飲むのを避けて、もちろん薬を処方されている場合にはお茶やコーヒーで飲むのは厳禁ですので、ミネラルウォータなどで内服しましょう。
また、タンパク質と鉄分が同時に補えるレバーは、貧血の改善にも有効ですが、そればかりを積極的に食べていると高コレステロール血症や高尿酸値血症などになってしまいます。
じゃあどうしたらいいのか、というと・・・結局はバランスよくたくさんの食材を摂取することが大切なのですね💡
緑黄色野菜はもちろんのこと、淡黄色野菜や果物からビタミン、ミネラルを摂取して、動物性でも植物性でもしっかりとタンパク質を適度に摂取すること。
そういう食生活をきちんとしているのにも関わらず貧血が進むという方は、子宮内膜症や子宮筋腫などの婦人科系生殖器疾患も考えられますので、婦人科健診や受診をすることをお勧めします。
そして、食べるものも限られたものばかり摂るのではなく全てが影響し合っていて、そして臓器も限られた場所しか影響しないのではなく、全ては繋がっていて、摂取するものも満遍なく、体の機能も満遍なく支え合っていて影響し合っているのです。
だからこそ、常にバランスの良い食事というものが大切になるのです。
私たちの体は、食べたものからできています。
それ以外からはできていません。この世に生まれてくる前の胎児の時期から、母親の食べたものによって作られています。
バランスの良い食事ってどんな?自分ではそのつもりだけど実際どうなの?私の食事は偏ってるの?
などなど、習慣で行なっていることはご自分では認識しづらいものです。
かまらヨガでは、生活習慣病予防個別プログラムを行なっています。あなたの健診結果と照らし合わせて、普段の生活習慣や食生活がどのように影響しているのか、どのような食生活をすれば良いのかなどなど、個別的にカウンセリングしてプログラムを組んで、実際に食事の献立や運動療法などをご一緒にできる範囲でプログラムしていきます。
無理なくできるように、ご本人様の意見と実際に体験してみた運動療法などを適宜修正しながら行なっていくプログラムです。
将来病気になりたくない!これからもずっと健康で生き生きと生活していきたい‼︎いつも元気で年を取ってからも自分で行動していきたい‼︎!
などなど、今後の生き方にも大きく影響していく生活習慣。
自分だけではどうしたらいいかわからないとお悩みの方は、ぜひこの機会に個別プログラムを取り入れて、生涯健康で生き生きとした生活をしていきましょう♪
まずはお問い合わせを! kamala0yoga@gmail.com