KAMALA YOGA BLOG

身体、呼吸の素晴らしさを感じるクンダリーニヨガ

人間の身体って、本当に凄いなと、つくづく思います。呼吸が大事だと、よく言いますが、身体に酸素を取り込むことはもちろんですが、老廃物を吐き出したり、ホルモンのバランスを整えたり、ストレスや緊張を緩和したり、心の面にも効果絶大なのは、素晴らしいですよね。

鼻から空気を吸い込むことで、90%は加湿されて肺に取り込まれます。

肺の中には肺胞という粘液状の組織があり、そこで0.04秒という瞬時に酸素を取り込み二酸化炭素を排出するガス交換が行われます。

取り込まれた酸素は血液中のヘモグロビンと結合して、各細胞に運搬され、細胞内のミトコンドリアに供給されます。

ミトコンドリアも、元々は単独で存在していた生物だったようですが、それが何兆もが一つの身体として、塊のように集合して動いている人間て(人間以外も)、本当に凄いですよね。

ミトコンドリアでは、解糖系やTCAサイクルなどで、組織を動かすためのATPなどを産生し、エネルギーに変換しています。

エネルギーとして使われた後は、炭酸ガスと水に分解され、血液中を介して腎臓から尿中に排泄されるHCO3-になり、肺から呼気中に排泄されるCO2となります。

寸分の狂いもなく、一瞬一瞬でこの細胞の塊たちは、何兆もが共同作業をしています。
本当に凄い!

私たちの意識していないところで、ずっと働き続けている全ての細胞に感謝ですね。

ストレス状態が多いと、呼吸も浅くなりがちで(それだけじゃないけど)、無酸素状態での解糖系によるエネルギー変換の結果、乳酸を産生します。また、無酸素運動や過剰な運動は、乳酸を産生します。筋肉を固めて肩凝りや頭痛、疲労の原因になり、血液をアシドーシスに傾けてしまいます。

そうすると、細胞内に酸素が十分に供給されない状態が続くわけですね。

その結果、組織が壊死を起こしてしまったり、身体を動かす機能が低下したり、死に至ることに繋がるのです。

血液を弱アルカリ性に保つために、呼気や尿での炭酸ガスの排泄が重要になるのですね。

だから呼吸って凄いのです。

私たちが意識せずに知らないところで頑張ってくれています。
私たちが意識してできることは、しっかり吐いて炭酸ガスを排泄することですね。

吸うのは自然と肺が再膨張するので、たくさん吐いていらないものを身体の外に出していきましょう。

そして身体の全ての細胞に感謝する気持ちで、大きく深呼吸をしてみましょう。

心も身体もスッキリしますよ!

毎日の日課にしてみて下さいね。

プラナヤマを毎日行っていると、本当に身体も気持ちも楽になり、思考も穏やかになります。
その繰り返しで、チャクラのエネルギーバランスも整い、身体も意識も高い周波数帯になっていきます。

つまり、それがクンダリーニヨガと言われるものです。

是非日課にしていきましょう。

かまらヨガ 華曼羅瑜伽では、ヨガクラスの中で必ずクンダリーニヨガを実践しています。
数日間のヨガリトリートでは、クンダリーニヨガを繰り返すことで、意識が高くなり、幸せな気持ちはもちろんですが、真実を理解できる意識に変わっていくことができ、幸せとは何かを体感することができるようになるのです。

この心地良い体験を是非ご一緒にしましょう。

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