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心の目で見ることが大切なので心を広く養っていきましょう

心の目で見ることが大切です。心を広く養っていきましょう。

言葉にする練習は理解が深まりますね

Q.

verse9で大事だと思った所をまとめてみました。

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束縛から自由になり、整った考えを得るために、ヤジニャの目的で行いをしようということが大きなテーマだった。

ヤジニャとは、イーシュワラに捧げるあらゆる行為のこと。全てをイーシュワラとみなして、物事の秩序を見ること、目に見えるもの以上のものを見ようとすること。そしてこの態度こそがカルマヨーガを意味する。

神を理解せずにする行いは、行いの結果などによって常に動かされていくサムサーラである。

・・・・・・

A.

ありがとうございます。

まとめは間違ってはいません。

しかし、この詩の中で言われているポイントとしては、「バクティ・ヨーガ」の大切さが言われています。それを理解してカルマ・ヨーガを正しく完全に理解することが大切であることも言われています。

あらゆるものにイーシュヴァラを見ることですが、最も大切なことは、自分自身に愛を溢れさせることです。

周りの雑念に惑わされることなく、自分の中の未熟な考えが現れても惑わされることなく、ただ純粋な愛そのものの自分に気付いていくこと。

イーシュヴァラによってこの体の隅々まで働いている見事なまでの秩序や、自然の循環によって生き物がそれぞれのダルマに従って生きることで全体が一つに支え合って回っている事実に目を向ければ、自ずと感謝が湧いてきて、個人の力でどうにかしようと足掻かなくても、すでに恵まれ与えられていることの喜びが見えてきます。

その愛そのものの自分から周りを見れば、優しさや思いやりは自然に現れて、人がどうして欲しいのか、どうしてあげるのがその人にとって一番良いのか、人の心も敏感に感じ取ることができるようになります。

だから人の気持ちや行動を理解して寄り添い、手助けできるのです。

全てにおいて、心の目で見ることが大切なのです。

そうやって、自分の心が全体に広がっていき、全てを分けて見ることなく、隔たりなく、平等に同じ意識の現れであることを理解して、あるがままに見ること、その全てに秩序があり、その後ろにある意識が全てを支えているからこそ、個人の私にも、他の全ての人にも、物にも、何もかもにその秩序が綺麗に現れていることを見るのです。

見えないものを見る心を養うことが何よりも大切なことです。

Q.

そして王様と牛の比喩に関する内容で1点確認なのですが、王様がブラフマリシになるために苦行をしたが、ブラフマリシになることはなかったとありましたが、これは怒り続けながら行ったという態度が問題で、ヤジニャになっていなくて、自分の欲望を満たすための行動になっているから願いが叶わないということでしょうか、、?

A.

あれを得ないとこれが手に入らない、これがないとあれが手に入らないという、サムサーラの世界だけではどうにもならない状況を体験して、10人目の男のように、すでに「ある」と言う知識を理解するのですね。

自分自身を理解するために、行いを続けてもその知識は得られず、これ以上行いはできないという状況になってようやく落ち着いて話しを聞くことができ、探さなくてもすでにあることを知るのですね。

いつでもモークシャの妨げになるのは、自分の考え、ラーガ・愛着とドヴェーシャ・嫌悪です。

それに考えが連れ去られなくなれば、すでにあなたがブランマリシだという理解が起こるのですね。 

モークシャが欲しい欲しいと必死になればなるほど、その考えが邪魔をして妨げているようなものですね。

諦めた瞬間に、リラックスしてイーシュヴァラに身を委ねられるくらい、自分の考えに邪魔されない状況になったということですね。

 

Q.verse10-12でみてきたことをまとめてみました。何度も読み返しながら学ばせて頂いています。

人の一生が儀式であり、とにかく捧げて、捧げ続けなさいと教えられました。

ですがこの儀式をすることもイーシュワラから私たちが成長できるように与えられていることなのですね。

 

A. 一生懸命にまとめて下さっていますね。

verse10でのポイントはヤッニャが人間を成長させてくれ、綺麗な考えを得ることができるということですよね。

OKですよ。 

日常的に自分の周りにある物や出来事などに置き換えて考えてみると良いですね。

「認識、感受性が、ここで関係しています。宇宙の力を認識することによって…」

というところを、自分の心の目で見た時、感じた時、思いなどを言葉で表現していけると良いですね。

「あなたは」とシャンカラがあなたに言っているので、その言葉を受け取り、「私」としてはどう考えるのかが伝わると良いですね。

いつでも喜びと愛に溢れている自分自身でありますように。

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