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お盆にはご先祖様に感謝

先日は、尊敬する伯祖母が夢に出てきました。とても美しく、優しく微笑んでいました。
普段、あまり夢を見ませんが、その時は現実のような感覚で、目の前に大叔母が佇んでいて、20年も前に他界していますが、今まで一度も夢に見たことはなく、あまりにもリアルな感じがしたので、目覚めてすぐに、あれ?死んでなかったっけ???と、現実と夢とが混同して見えていました。

優しく微笑んでいるだけで、白衣姿で、少し若い頃のふっくらした色白の伯祖母、机を挟んで目の前に居る姿を見て、そのまま目が覚めました。
ずっとずっと尊敬と感謝をしている伯祖母は、明治生まれ。

医学系の家庭の長女として生まれ、とても責任感が強く優秀で、幼い頃から同級生のいじめに立ち向かう勇敢な少女でした。

私が幼い頃に、伯祖母が小学校の同級生をいじめる男子に対して、怒ったことなどを聞かせてくれました。

そして、大人になってからは、現東京女子医科大学医学部に在学し、医師を目指していましたが、当時は不治の病であった結核に罹患し、隔離を余儀なくされ、結核療養のため、あえなく夢半ばで退学しました。

その後は、結核も完治して、薬学部に入り直して薬剤師として生涯を過ごしました。

私たち家族だけでなく、祖母妹弟家族や親戚にも、多大なる貢献をして下さっていた伯祖母。

親戚の薬局を出す資金も援助したりと、大叔母の偉大さには心から尊敬と感謝するばかりです。

幼い頃は、たくさんの観光地に遊びに連れて行ってくれました。

晩年は、いつでも可愛い微笑みを浮かべて、商店街でも人気で、多くを語らず、まるで観音様のようでした。

その伯祖母も、89歳まで現役で薬局を経営し、最後まで経営者として薬剤師として店を開けて、いつもの20時まで働き続け、翌朝眠ったまま眼を覚ますことなく、布団の上で安らかに生涯の幕を閉じました。

人生を全うして、成仏された伯祖母をずっと尊敬していましたが、大人になるにつれて、多くを支えてくれていたことを理解し、感謝がずっと溢れています。

そんな伯祖母が夢に現れてくれたことは、とてもありがたいことです。

何も言わず微笑んでいた美しい姿を見ることができて、安心しました。
7月は旧盆。

8月は新盆ですね。

ご先祖様に感謝の気持ちを込めて、祈りや墓参に行けると良いですね。

様々な家庭の事情があると思いますから、素直にありがとうや感謝をすることはできない人もいると思います。

それでも、今あなたがここに生きていることが良かったと思えていれば、ご先祖様は十分嬉しくて、ご加護が与えられますよ。

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