KAMALA YOGA BLOG

GW後半は鎌倉古民家や稲村ガ崎と由比ヶ浜でビーチヨガリトリート

GW後半は、鎌倉でのヨガリトリートでした。

関東圏からお越しの方が多かったですが、愛知県からもご参加頂き、遠方からお越し頂きましたことに心から感謝を申し上げます。

本当に美しく素晴らしい皆様にお越し頂き、一生懸命生きていらっしゃって、とても頑張り屋で努力家の方々がいらして下さいました。

その一生懸命さに頭が下がります。

今回お集まり頂いた皆様は、とても明るく愉快な方々で、色々と面白いアクションを見せて下さいました。
楽しい動画撮影もありがとうございます。

初日は、ヴィーガンレストランsairam様でのランチから始まり、目の前のビーチの芝生でビーチヨガを初めてすぐに予想外の雨で雨宿りでしたが、2日目はとてもお天気に恵まれて、心地よくビーチヨガもでき、初日の鎌倉大仏殿高徳院の胎内巡りは最終日に行く事ができました。

  

稲村ガ崎の公園でのアーサナヨガは、とても気持ちよく、江ノ島と富士山を眺めながら、最後は夕日を目の前にピクニックみたいにご飯を作って持参して、みんなで公園でのディナー。
こういうのも久しぶりでとても楽しかったです。ありがとう。

     

チャクラの講座では、人の精神的な成長発達段階と、心理学、マズローの6段階欲求など合わせてお話ししていきました。
第7チャクラが活性化すると、慈悲や無償の愛で人は動き、自己を超越するようになります。
全てはたった一つであることが見えてくると、自ずと自分の欲だけではなく、他の誰かや生きとし生けるものを支え守るために働くようになるのですね。

今すぐにではなく、こういう生き方を目指して生きていけたら良いですよね。

そして、チャクラワークでは、今のご自分の心境などを皆様にシェアして下さった方には感謝を申し上げます。
そのおかげで、どういう状況がどこの成長発達段階が見えてきましたでしょうか。
また、どのような心理的作用がどのチャクラに働いているかということを、ご自身の体の感覚で知る事ができたでのではないでしょうか。

そして、真実の幸せの意味のお話では、皆さん難しそうに捉えていらっしゃいましたが、今聞いて今わかるものではありませんので、こういうことを知ることで、またご自分を見つめてより良く考えていけるきっかけになれば良いと思います。

自分という存在は尊いものです。この大きな世界の中で、たった一人の存在のように見えますが、全てとつながっている(自分自身が全ての存在である)ため、その一人がどれだけ全体に大きく貢献できる存在かということです。

まずはご自分のやりたいことをやることで、自分自身を喜ばせたり癒したり安心させたり、心地よく大切にしてあげることから始めて、すでに安心の中にいることに気づいていくことが必要です。そこからご自分のやりたいことが、社会でのやるべきことになっていて、それを楽しく行えることができていれば、十分社会貢献になり幸せな生き方になります。

それは、小さな家族でも、会社でもどんな職業でも、趣味でもボランティアでも、なんでも良いので、目の前に在るものを大切にし、やりたいことを実践していることがすでに社会貢献です。

でも人は、やりたいことを実践していたはずなのに、いつの間にかストレスばかりで、私はこのままで良いのだろうか、と疑問を投げかけることもあるでしょう。

そういう時は、ご自分の本当の気持ちを優先させてあげて、少しのんびりする時間を設けて、外側からどう見られるかや、どう評価されるか、何を言われるかや、その先の不安を抱えることよりも、今のご自分の気持ちに集中して問いかけることが先です。

頑張りすぎることも、無理することも時には必要です。そしてそれがのちに役に立つ時期もあります。

でもそれを続けていると、自分という存在を大切にすることを忘れてしまい、せっかくやりたいことを仕事にしていても、ただ生活のために稼ぐことや、欲しいものを買う欲のために働くだけになってしまいます。
もちろん生活するためには仕事も必要です。
でも、何のために働いているのでしょう。

まずはご自分の喜びのために仕事をして、その職業を通して、目の前にいる人、または見えない先の相手の喜びになることを考えて仕事ができると良いですよね。
職業というのは、会社や外で働くことだけではありません。
専業主婦であっても、フリーでも、目の前にいる夫や子供、両親や兄弟などが、学校や社会で頑張っていることを支え、その先にいる家族を通して存在している人たちへの喜びに変わるように、家族を喜ばせることです。
家族を喜ばせるというのは、毎日毎日サプライズをすることではありませんよ。ご自身がいつでも喜びの中にいることに気づけば、それだけでも素晴らしい社会貢献であり、目の前にいる人を何もしなくても喜びに変えることができます。

すでに幸せであり、全てに満たされていることを知り、すでに安心で幸せだと気づくことができれば、穏やかで優しくいることができます。それだけで良いのです。それだけで素晴らしい社会貢献です。

それに気づくためにも、外側に向けた意識だと、他者に対してあれしてこれして、あれが欲しいこれが欲しい、私にはないない、という意識になってしまいます。外側に満たしてもらおうと思うことから、ご自身で満たされていることを感じて気づいていくことです。
すでに満たされていることに気づいていくためには、しっかりと意識をご自分に向けることを練習して、心の動きを観察していくことが大切です。
外側の意識だと、満たしてくれないことばかりに目が行き、思い通りにしてくれないことへの不満や、満たされない感覚を相手のせいにしてしまいがちです。

それは仕事も同じです。
自分自身が全てに満たされていることを知っていれば、どのようなことがあっても、どんな人がいても、全ては同じです。
ただ私は満たされているという感覚だけです。
それを知らない人たちが、あれこれ言ったり自分の概念を人に強要したり、外側にいる人たちの固定観念で人を見ては何かを言ったり評価しているだけのことです。
だからと言って、それを無視したり否定したりするのではなく、相手がそうしてしまう背景があることを理解し、そういう習性があることを優しく見守り、その気持ちに寄り添ったり、汲んであげられる心の余裕ができるようになります。相手にはわかりませんが、その相手に怒りや苛立ちなど現れていても、優しい言葉をかけることによって、少しずつですがその相手も穏やかに優しくなっていきます。ほんのわずかずつですので、目に見えて気づけるかはわかりませんが、長期的に見れば変わっていきます。

そこで良く評価されたいと思うのであれば、その役割を演じている個人の私という存在から一歩引いて、もっともっと大きな存在である本質側からその個人のご自分を観る練習をしていくことが必要です。
まるで私という個人の存在が、バービー人形のようにその役割を演じていること、バーチャルリアリティゲームの主人公のように、本質の私が操っているように、心が揺れ動いても、その様子を見守ってあげることです。

それが、日常生活での瞑想です。

日常生活でその瞑想をしていくには、まずは安心で心地よく座り、優しく目を閉じ眉間の力を緩めて、ゆったりとした呼吸を繰り返し、その呼吸の動きに集中して、そこに湧き起こってくるご自分の考えや感情、記憶などの揺れ動く様子を眺める瞑想を行うことを習慣にしていくと良いですね。
今は難しくても、毎日やっていればそのうちできるようになります。
最初は、呼吸に集中して眉間に集中し、一点に心をつなぎとめる練習から始めると良いでしょう。
その対象物は、何か好きなもの、愛おしいもの、大切なもの、なんでも良いですが、見ていて心地よくなるものが良いですね。
ですので、ヨーガではその対象物を様々な神として表しています。
例えば、私はこういう性格だからこの神様に守ってもらいたい、とか、家がこの宗教だから、この神様を祈っているなどがあれば良いですし、きらきら輝く美しいダイヤモンドでも水晶でも宝石でも良いです。
揺れ動く心の動きを、一つの対象物に結びつけておくことで、その揺れ動く様子が観察できます。
私って今こう思っているのだ、これに執着してるな、悲しいね、辛いね、こういうことで怒りや苛立ちが湧くのだ、などなど、ご自分の特徴や習性をジャッジなく、ただ眺めれば良いのです。
そこからだんだんと、何も考えなくなることも出てきます。
ただただ、その対象物を眺めては、心が穏やかになっていく様子に身を委ねていけるようになります。
日々、そういう時間を10分でも作っていくことです。
それがなかなかできなくて、明日のTo do リストばかりが気になり、過ぎ去ったご自分の失敗や、人からの些細な言葉に囚われたりして、今この瞬間にいるのに、過去や未来にばかり意識を向けがちです。
たった数分でも、今この瞬間にリラックスして身を委ねる練習をしていけば、いつしか瞑想が習慣になり、電車の中やオフィスにいても自然とリラックスする時間が増えていきます。
忙しいのに心に余裕がある人は、自然とそういうことができています。ですので、あまりストレスを感じることなく、うまく時間を使って効率よく働き、いつでも心は穏やかで、周囲にも優しく気を配ることができるのです。

揺れ動く感情がすぐにご自分の軸に戻ることができれば、少しずつ変わっていきます。
そして誰もご自身のことは完璧に理解してくれません。一番わかってくれるのは、あなた自身です。
ですから、ご自分のことを一番に大切にしてあげられるのは、あなた自身でしかないのです。
もし目の前に、とても大切にしてくれる家族やパートナーや同僚や上司などなどがいらっしゃれば、それはあなた自身の現れです。
あなた自身が優しく思いやりがあるから、目の前の人が優しく思いやりを表してくれているし、頭が良くて素敵な人がいれば、それもあなたの中にあるから現れています。
全てはあなたが表しているのです。
そういう世界で楽しみながら、毎日の瞬間を過ごしていけたら良いですよね。

でも、自分の意に反することもたくさん現れます。それは、まるで映画やドラマを見ているのと同じです。
見ているご自分が、本質の自分になり、揺れ動く感情や感覚に連れ去られないように、日々練習を繰り返していきます。

ヨーガのゴールは、自分という感覚や感情、枠から自由になることであり、全てはたった一つであり、その全てはあなた自身でありあなたの意識であり、ブラフマン・神(神というと嫌悪感を抱く人がいますが、なんでも良いですが大きすぎて表す言葉が他に見つかりません。意識だけなら今この瞬間にもブラジルに行けるし、月にも行けるし、酸素がなくても苦しくないし、太陽にも行けるし、焦げたりしません。苦しいも焦げるも、この肉体を通して現れています。つまり、意識は時空を超えてどこまででも広がるし行けます。だからみんな過去や未来にとらわれることができますよね。今この瞬間に全てがあります。)である事を理解し、自分という個人から少しずつ意識を大きく広げて、大いなる存在に生かされており、私という個人の概念だけでは到達しない無限の存在に気付き、その存在に安心して信頼して身を委ねることができれば、いつでも幸せは目の前に溢れていて、当たり前のことに感謝が湧きます。
今すぐこうなる、こうでなくてはいけないというものではなく、人間はなぜ生まれてきたのだろう、死んだらどうなるのだろう、何か満たされない気がする、幸せでいられるためにはどうしたら良いのだろう、という疑問を持ち始めた時に、少しずつ気づき始め、生き方をゴールに向けて軌道修正していき、本質である自分自身ということへの興味を持ち、その知識を少しずつ得ていくことができれば、そのゴールに向かうことができます。
一度や二度ではわかりませんので、何度か聞く機会に恵まれれば、そのうちもっと知りたいという欲が湧いてきます。
それが今世ではなくても、今回このお話を聞いたということは、必ずいつかまた疑問が湧いた時に、学ぶ機会が訪れます。
それを学べる時に、伝統の教えを正しく教えてくれる先生に出会えることを祈っています。

 

そして、自分軸を整えるためには、精神的な成長が必要であることはもちろんですが、意識を外側に向けてはストレスを感じてしまい、心が疲れてしまうことの繰り返しですので、まずご自分に優しく心地よく生きることを選択できると良いですね。
ヨガのアーサナでもプラーナヤーマでも、チャンティングでもマントラでも、マッサージでも入浴でも、アロマでも音楽でも、なんでも良いので、ご自身がとても落ち着くものを生活に取り入れて、癒されている感覚を大切にしながら日々を送ることから始めてみて下さいね。

安心や心地よさの中に身を委ねられるようになる事で、本当のご自分を知るための軸が感じられてきます。
今すぐ軸を意識できることとしては、体の中心を意識する事がわかりやすいので、瞑想するときに眉間に集中する事や、呼吸法やアーサナの中でバンダ(丹田)や会陰も一つのポジションとしてお伝えしました。

会陰を意識した呼吸法を続ける事で、自然とPMSが改善していくこともあります。
これをしっかりと継続する事ができれば、経血コントロールも可能になり、トイレでのみ排出する事ができます。

さらにそれを継続していく事で、出産も痛みばかりに意識がいくことからご自身の内側に意識を向ける事で、赤ちゃんと赤ちゃんの動きを感じる事ができ、自分自身の体を通過していく感覚に集中する事ができ、オーガズムバースも可能になることもお話ししていきました。

この3日間では伝えきれないので、もし妊娠出産されるときには、こういう意識を教えてくれる助産師と一緒に、安心して出産に臨める意識や体作りをしていけると良いですね。

また、年齢が進んだ後には、特に女性に起こりやすい、尿失禁や子宮脱などを防ぐことにもなります。
婦人科に受診される症状の多くがこのような症状ですが、キーゲル体操を指導し、骨盤底筋群を意識的に使っていくことで改善が見られます。

若いうちから意識して続けられると、年齢を重ねた後も、とても体が楽に感じられるようになり、上記の症状や更年期障害の予防にもなりますので、ぜひ今後も取り組んでみて下さいね。

 

お食事は全て自然栽培のお野菜で、オーガニックの雑穀や豆類、調味料を使用したヴィーガン料理でしたが、女性は特にこういった食材を取る事が大切です。
砂糖や化学調味料は一切使用せず、甘味は、自然栽培の玄米甘酒やアガベシロップを使用しています。

年齢に関わらず、ホルモンの働きを助け、細胞を美しく保つには、農薬や無駄な肥料は使わない食材を使用し、細胞に負担をかけず、低カロリーでありながら高タンパク、高ミネラルなどが摂れる食材を選んでいく事が大切です。
ただ野菜を食べれば良いというわけではなく、ベジタリアンになろうとして失敗するパターンは、栄養素を考えずに葉物ばかり食べていたり、品目の少ないものや冷たいサラダばかり食べていたりする事によって、栄養が偏り、体調を崩してしまう結果になります。
調理方法も影響しますので、冷たいものばかりを摂ることを避け、同じ葉物でもタンパク質含有量が多いものを取り入れたり、雑穀と豆類、大豆製品をふんだんに使用し、調味料からもミネラルが多く含まれるものを使用して、バランスよく摂取していく事が大切です。

逆に、タンパク質の摂り過ぎは、余剰分を体外に排泄しなければならず、タンパク質の最終産物として老廃物が増加し腎臓に負担がかかり、腎機能が低下する可能性がありますので、適度に摂取しましょうね。
タンパク質の摂取量は、活動量や体格でも変わってきますが、成人女性でおおよそ50gを目安にして下さい。
そして良質なタンパク質は、大豆製品や野菜、穀物から摂取する事ができます。

トップアスリートの多くは、ベジタリアンであの筋肉が作られていますので、ぜひたくさんのお野菜を摂ることをお勧めします。
お野菜をたくさん摂ることは、余分なコレステロールを排出してくれたり、血糖値の上昇を緩やかにしてくれ、老化を進める原因にもなるAGEと言われる物質を作ってしまう血液の糖化を防いでくれます。
玄米や全粒粉を使用することも、低GI(グルコース・インスリン)食になりますので、主食を選ぶときはこういうものを選択しましょう。

今回のお食事でも、自然栽培の玄米ともち麦、もちきびやうるちひえ、もちあわ、アマランサスや、大豆、黒豆、小豆などを使用しました。

体をきれいに保ち、いつまでも美しく健康でいられることや、きれいな食べ物を摂ることで、自然と心も穏やかになり、内面から美しくなっていきます。
毎日が平穏で幸せに包まれていることに気づく、はじめの一歩としては、食べるものからきれいにしていく事も必要です。
ぜひ、こらからの日常生活にも取り入れていって下さいね。

そして、もともと美しい皆様がこらからもさらに心身ともに美しく健康に過ごせて、穏やかに優しく、目の前には当たり前の幸せが溢れていることに気づき、いつでも心地よく満たされていることを忘れずに過ごしていられることを祈っています。

たくさんの優しさと思いやりと、穏やかさと歓びと、心地良さと幸せにいっぱいに満たされた時間でした。

皆様と共に過ごせたことに、心より感謝を贈り、深く深く御礼を申し上げます。

 

 

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