1. かまらヨガ 華曼羅瑜伽 KAMALA YOGA

    カマラはサンスクリット語で蓮の華を意味します。蓮の華は、大地の力強いエネルギーを自分自身に汲み上げ、人にパワーを与える役目があり、神話の中の神々にもエネルギーを与える役割を果たしています。泥の中から凛と美しく咲き誇り、一滴の泥もその葉に交わることなく、水滴が葉の上を転がる様子は、ヴェーダーンタで言う人生のゴール、モークシャを得た人の象徴とされています。どのような状況でも人でも、与えられたことに不平不満なく柔軟に対応できる強さとしなやかさを持って生きる人を現しています。また、Kamalaは蓮ですがpatraは花びらです。蓮の花びらはとても柔らかい目のような形をしています。その柔らかく人に喜びを与える目は、kamalapatraに例えられます。Kaはsukha(好ましい)を意味し、そしてここではbrahma-sukha(自己の真実の喜び)、ānanda(幸福)を指しており、ātmā(自己)のsvarūpa(本質)としてのBrahman(自己)を得ることです。そしてkam alati iti kamalaḥは、brahma-sukhaを照らし、明らかにするものを意味します。ですから、kamalaはānanda、自己を明らかにするものです。

  2. ヴェーダーンタ勉強会九十九里
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