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保健室 オンラインでは、アンガーマネジメント、メンタルヘルスケアの企業研修や、個別コーチングを行っております。
6月いっぱい、無料相談受付中です。
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怒りというのは、個人の問題を目の前の人や出来事に重ねています。
本来は、生命の危険を感じた時や、自尊心を傷つけられた時に抱く感情です。
同じ言葉を聞いても、同じものを見ても、人によって物の見え方は違います。
「あの人は背が高いね」と言った時に、背の高さをコンプレックスに思っている人からしたら、馬鹿にしていると捉え怒りが湧くかもしれませんし、背が高いことを羨ましいと思っている人からしたら、素敵だと肯定的に受け止めます。
物の捉え方・見え方は人それぞれで、生まれてから現在までに経験してきた記憶によって、感情が湧きます。
言葉という音や、見える色や形など、感覚器官で捉えられる物事に、その時の体験で抱いた緊張や不安、恐れ、寂しさなどが重なり、それを相手に対して解決してほしい、満たして欲しいという欲求が知らず知らずに湧き、相手を自分の思い通りに変えようとすることから起こります。
その怒りが、勉強や経験値を上げる方向に行けば、努力し成長に繋がり、結果として成果を上げることができますが、目の前にいる人にぶつけてしまっては、問題行動となり相手を傷つけ、精神的にも追い詰めてしまいます。
怒りの原因は、欲求を満たして欲しいという思いから生まれます。
不安や恐れ、寂しさや、こうでなければいけないという凝り固まった観念によって、相手をコントロールしようとすることから生まれます。
つまり、満たされていない状態です。
例えば、部下が思い通りに動かないことで苛立ち怒りで指導をしても、威圧感を与えて制すると、相手を緊張させ恐怖心を抱かせ、思うように動けなくなり、できることすらできなくなることがあります。
そして自信を失い、さらに自分は何をやってもダメなのだと思い込ませ、益々行動する意欲を喪失させてしまいます。
その繰り返しで鬱状態になり、自殺する人もいます。
もちろん、人それぞれで、それが平気な人もいれば、そのストレス感がやる気にさせてくれたりすることもあります。
しかし、現代ではパワハラやいじめが世界中でも横行し社会問題となっている中で、その原因は怒りによる制圧が主です。
怒りは攻撃な態度や言葉だけでなく、無視や陰湿な嫌がらせ、重箱の隅をつつく揚げ足取りなど様々です。
そして、怒りの言葉は人の感情にも火をつけ、怒りを誘引します。
そうして争いが起こります。
怒りを自己成長に使えなければ、問題になることばかりです。
そして、問題行動の結果、生きづらさを抱えるのは怒りを人にぶつけるその人自身です。
相手が悪く見えてばかりでは、世の中も悪く見えてしまい、楽しいことをしていても幸せを感じることができなくなります。
その怒りを自分自身でコントロールし、平和な人間関係や穏やかな人間性を養い、幸せに生きたいと思いませんか?
①怒りの衝動
怒りというのは、衝動的に起こります。その衝動は、6秒で消失していくと言われています。
ですので、まずは怒りが起こったら6秒待つことです。目の前にいる人にぶつけてしまいそうになるのであれば、その場から席をはずすなどが必要です。
②思考
怒りの原因になる自分自身の考え方、「こうあるべき」「こうでなければいけない」「こうしなければいけない」という思い込みです。
そのルールは、人それぞれ違います。自分の中のルールを人に押し付けてしまっていては、苛立ち怒りで人をコントロールし、相手の行動を抑圧してしまいます。その結果、相手はうつ病を発症することになりかねません。
人には人のやり方やペース、考え方があるのだと理解することが必要です。
③行動
人も出来事も、変えられることと変えられないことがあります。
柔軟な思考力をつけて、仕方がないと割り切れる寛容さを養うことが大切です。
怒りで問題行動を起こしたり、生きづらさを抱える人は、何が人を傷つけるのかがわかりません。
そして、相手が悪いから自分が怒るのは当然だと思っています。
その思考を転換し、平穏に生きるためには、何を指標にしてその怒りを自分自身でコントロールしていけば良いのかわかりません。
そのため、保健室オンラインでは、アンガーマネジメント、人生のコーチングを個別で承っております。
企業様でのメンタルヘルスケア、アンガーマネジメント、人材育成研修も承っております。
6月いっぱい、無料相談を受け付けています。
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