ヴェーダーンタ勉強会九十九里からのお知らせ

10月24日から新たなクラスを始めます。

bṛhadāraṇyaka upaniṣad　ブルハダーランニャカ・ウパニシャドから、真実の愛を学んでみましょう。

私たちは生まれて来た時、何の偏見もなく愛そのものの赤ちゃんとしてこの世に生を受けました。

この体に痛みや空腹感などが起こり、それを癒してくれる神様のような存在がお母さんで、自分という意味が全体だったことから、お母さんと自分の1/2になっていきます。

さらにお父さん、兄弟、親戚、近所の人、友達etc.と、成長していくにつれ自分の意味が分割されて小さくなっていきます。

また、神様だと思っていたお母さんも不完全な個人であり、様々な思考の癖があり、時には怒りや苛立ちを露わにすることもあります。そのお母さんを前に、子供は自分を咎め責め始めます。

そうして、なんとかしなくてはいけない自分を他の誰かや何かに求め始めるのです。

そんな自分を100％の愛で受け止めてくれる人を探し求め、時には歪んだ愛の形が怒りや憎しみとして現れ、葛藤するのが人生です。

しかし、自分以外に本当の愛を求めても、それが100％叶うことはありません。

地位や名声、富や財、知識や技術、理想の家庭を得ても、自分が愛そのものであることを知らなければ、完全に満たされることはありません。

本当は誰もが生まれながらにして普遍の愛そのものの存在、自分自身が最も愛おしい人であり、不完全な自分を完全に受け入れてくれる喜びと満足の源なのです。

その自分自身を知ることで自己愛が完成し、完全な自己受容となり、そのあなたが優しさ思いやりとして人に手を差し伸べられる人なのです。

それを教えてくれるのが、ヴェーダーンタという聖典の言葉です。

夫や子供を愛おしいと思う時、飼っている犬や猫が愛おしい時、美しい花を観て喜んでいる時、山頂から望む景色を前にした時、広がる海に太陽が沈む瞬間、何の制限もなく幸せで喜びと満足がある愛そのものの自分自身があります。

毎週日曜日　朝8時〜9時30分

15〜20回くらいを予定しています。

Zoomオンラインクラスまたは直接来所（千葉県長生郡一宮町東浪見）

料金は、ダクシナー制　✳︎金額はそれぞれの価値観や経済状況によって異なりますが、教わったことを自分の理解として実りにするためにも、クラスの最後に先生に渡してその学びを完結するもので、感謝と敬意を持って渡します。

お申し込み、お問い合わせはメールにてお待ちしております。
kamala0yoga@gmail.com