昨年の今日、世界最古、そして世界でも唯一のエンペラーである天皇陛下が水にまつわるお話の中で、日本の水の名所に祀られている弁財天について、インドのヒンドゥーで水の守り神として祀られていたサラスヴァティが、仏教を通じて日本に入ってきたことや、ナーガ・蛇神様を通して水への信仰が世界中であり、一つの起源から世界中に広がっていったことなどをお話しされています。
また、古事記やインド神話にある世界創造の乳海攪拌から不死の薬を求めて、ナーガの頭を正義と悪の神がそれぞれから引き合い、海を撹拌する様子が描かれているレリーフの紹介など、興味深いお話をして下さっています。
ナーガはサンスクリット語で蛇の意味ですが、古事記の天孫降臨でも有名な高千穂の縄文遺跡である祭祀場の押戸石山には、nāgaというサンスクリット語のペトログリフ(神代文字)が刻まれているとのことです。
現代の考古学からわかってきている、世界最古の文化は日本の縄文時代であり、そこですでにサンスクリット語が使われていたこと、比較言語学からもサンスクリット語から世界中の言語に変化していったことなどがわかってきています。
天皇陛下から、伊邪那美命と伊邪那岐命から生まれた天照大御神を初めとし、代々受け継がれてきた神の教えである真実の知識・ヴェーダが語られることに期待しています。
水は浄化の力でもあります。大きな災害にならないように祈りの心を忘れずにありたいと思います。
神とは、この宇宙の全ての法則を司るもの。その象徴でもある太陽神、天照大御神を尊ぶことは自分を尊ぶこと。その子孫である天皇陛下への敬愛は、愛国心でもあり自分への敬愛。